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カンボジア飯のタネ探しツアー(3)

カンボジアの繁盛店2店舗の紹介をしておきます。

まずはお寿司やさん。一番の繁盛店らしいです。しかしどこのお店でもすぐには繁盛店にはならず、ノウハウを身につけてから徐々に現地に対応しているようですね。

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つぎにカンボジア若手起業家のカフェです。パート2でもご紹介したお店です。

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さて、福岡からも(株)デリズの井土朋厚さんが日本食レストランを出店されておられます。デリズさんは福岡・東京で「出前本」というカタログでデリバリーサービスを展開されています。初めての海外進出でカンボジアを選択されました。

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ワタミの渡邉美樹さんと一緒に「和民」を出店されました。文化が発達すると専門化が広がっていくように、レストランの形もファミリータイプから、ラーメン専門店や○○専門店などが日本では多く見られますが、カンボジアは日本食そのものがまだ珍しい状況なので、総合レストランでなんでも有りの方が形態としてはよさそうです。 日本もそうでしたね。

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井土さんにも講演をいただきましたが、よく知っている人間だけに、彼の起業家精神がすばらしいです。家族全員でカンボジアに移り住んでおられます。

お店の様子をちょっとだけ。木村会長と奥様です。

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HUGSの黒川治郎さんは、今回の飯の種探しツアーをプロデュースしていただいた方です。ご本人はお父様が○電気の駐在員ということもあり、イラクバクダッド生まれ埼玉育ちという方です。大学卒業後、日本で居酒屋チェーンを起業され、5店舗まで拡大するものの、日本の将来に危機感を感じ、31歳から世界をマーケットとするために現地視察を繰り返し、カンボジアを選んだそうです。

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事業内容は、多岐に渡り、カンボジアへ進出する日本の起業家の支援活動を展開されておられます。

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黒川さんが紹介されたカンボジアの概要をちょっとだけお見せします。プノンペンのMAPです。

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カンボジアの現在の経済状況を日本の過去のGDPの推移と比較してみました。

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民主制が20年以上も続き、外貨獲得のためにいろんな手段を講じて、国の経済発展を図っています。

この他にも、中間層に1戸建てを提供する不動産デベロッパーを経営しておられる福岡出身の永田さんや京都で居酒屋を展開され、カンボジアに進出しておられる「時代屋」さん。大学を備えたリゾート地を建設中の方、ファッション感覚あふれる部屋数27戸のホテルを半年前に起業された方など、たくさんの日本人起業家のみなさんにお会いしました。

彼らの様な世界をターゲットにした起業家に共通することは「志の高さと広さ」だと思います。また今回は深さも伴った方ばかりでした。みなさん一応に「何のために」を語られます。そして深い世界観、人生観をお持ちだと感じました。

また、カンボジアのくっくま孤児院にも訪問しました。カンボジアにはポルポトの大虐殺で国民の4分の1が殺され多くの孤児が生まれました。またその孤児たちが更なる孤児を生み出している社会です。貧困もその社会を生み出している一因です。
第2次大戦後のカンボジアの歴史がわかるサイトがあります。これを見てもらえたらあの大虐殺の悲惨さがわかります。

http://www.cosmos.zaq.jp/t_rex/works/works_8_d.html

この歴史のおかげで、今カンボジアに一番足りないのが教育です。知識人がみんな殺されて、教育の伝承が立たれている状態です。たくさんの日本人が教育の支援をしようと乗り込んでいます。彼ら日本人にエールを送ります。

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世界でまれに見る大虐殺の時代を乗り越えて経済的に発展しようとしているカンボジアと国民にもエールを送ります。

「行ってみないとわからない」今回のツアーもしみじみそう感じました。お世話になった皆さん、ありがとうございました。

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