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ミャンマーへ訪問しました3

普通の旅行とは異なりほぼ個人で、しかも週末でしたので、金曜日はしっかりとビジネス視察を重点に、土日は観光旅行ではないようなプランを自分で考え、ガイドさんにお願いしました。まずは現地の人たちが利用する普通の路線バスに乗ってみたいというリクエストを出しました。ガイドさんもバスに乗るのは30年以上前で、どんな風にして乗ったらいいかわからないと戸惑っていましたが、一緒に乗ってくれました。

思い切って乗ったら、こんな感じでした。立っているのは車掌さんです。ほとんどのバスに車掌さんがいます。年代物の中古バスなので、行き先表示や自動ドア全て壊れていますので、車掌さんが走りながら外に向かって大声で行き先を叫んでいます。ニコニコして楽しそうな車掌さんでした。

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内装もほとんどなく、すべてむき出しです。また何度もリペアの後がありました。おそらくシートの張り替えは2、3度はやっていることでしょう。

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お坊さんが乗車してきましたが、向かって右側の座席に直射日光が当たっていました。お坊さんは社内にもかかわらず、おもむろに傘を差し出しました。目が点になりました。

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バスで終点まで行ったあとは、瀬渡し船に乗ってみました。ヤンゴン川を挟んで対岸に行く船ですが、対岸の村からヤンゴンに出稼ぎに来る人たちの足になっているようです。

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観光客の運賃は普通の人より高いらしく4$払いました。普通は1$くらいらしいです。そのかわりVIP待遇です。大勢の人が早く桟橋に入れろと言っているのに、我々だけ一番先に桟橋に入れました。そのあとは画像の通り大勢の人が乗り降りしてきました。

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つぎにローカルの電車にチャレンジしました。ヤンゴンには市内をまわる山手線みたいな環状線があります。1周3時間半くらいかかるとガイドブックに書いてありましたが、なぜか乗ってみてわかりました。とても遅いんです。時速40キロくらいでしょうか。

まず切符の買い方がガイドさんもわかりません(笑)どうやら身分の違いがあるようです。ガイドさんは結構ハイクラスな方なので、バスや電車を利用することが無いようです。ですので一緒に乗るのを躊躇していたようです。乗ったら乗ったで「面白い!」って言っていましたが。。(笑)

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切符を買ったものの改札口がありません。チェックもしません。出口でも切符を回収しません。なんのために切符買ったのかなという感じでした。おそらく、「売り上げを創る」という概念がまだそれほど厳しくないのかもしれません。つい最近まで国営企業ばかりで社会主義(のような)国だったのですから、その辺の意識改革からスタートしないとダメなんでしょうね。

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次の日も電車に乗りましたが、もう乗り方はある程度わかったので、ガイドさんなしでトライしてみました。どこに行くのかわかりませんが、途中で降りて、また戻ればいいや。戻れなかったらタクシーで帰ればいいか。くらいの感覚です。それが結構楽しい。

これが途中で降りた駅の看板ですが、何書いてあるのかさっぱりわかりません(笑)

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こういう風にヤンゴン市内を回る環状線になっています。1周3時間半です。日本だと多分1時間半で1周します。

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時刻表です。かろうじて数字らしきものが読めましたので、13時7分の帰りの電車に乗りましたってどれがそうよ(笑)

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なんと後続の電車はJRそのものでした。そのまま走っています。恐るべしヤンゴン。

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遠くから汽笛を鳴らして走ってきましたが、なにせ時速40キロ。なかなか近づきません(笑)

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そして今度は対面式シートの内部です。でも今度は車掌さんが切符をチェックしに来ました。持っていないから買うよと言いましたら困った顔をしていったんその場からいなくなりましたが、切符を持ってやってきました。その場で払ってOK!

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ということでさらに続く。

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