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人間は皆、長所半分・短所半分

おはようございます。今朝は工事課のたくさんのみんながストーブのそばから離れられない状況でした。気持ちはよくわかります。防寒対策をよろしくお願いしますね。使い捨てカイロも用意しないといけませんね。

「人間はだれもが長所半分 短所半分です」短所はなくなりません。短所の存在を認め、許すことが「愛する」ことだと感性論哲学の芳村思風先生はおっしゃっています。しかしこの短所が企業経営において様々な不具合を生じさせるのもまた事実です。長所半分短所半分の人間が作る組織もまた、「長所半分短所半分」なのです。

人間はだれもが長所半分短所半分だから、短所を無くすと、人間でなくなるのです。ということは短所とは「人間味」だと言うことができます。短所があるからその人の「人間の味」が出るのです。そしてそれが「長所を活かす」ことに繋がります。

さて、私がこれまで創ってきた組織も長所半分短所半分でした。そしてこれから新体制になって作られる組織もまた「長所半分短所半分」です。故に過去と比較して、今のうまくいっていないところを単に批判することはあまり意味がありません。注力すべきは、それぞれが課題解決に向かって「今何をすべきか」です。

端的に言いますと、「他人のことや、環境のことをあれこれ言う暇があるなら、もっと自分を磨くことに時間をかけたほうが、より成長できるし、幸せになれる」ということです。変化に対応する力が足りない人が、自分の存在をより承認してほしいためにマイナス感情をまわりに振りまくのです。大変失礼な言い方かもしれませんが、私はこれまでそういう人たちから「うまく行かない生き方」をたくさん学びました。

今回の社長交代に関する、これまで出会った私の周りの人たちの様々な反応を見て、多くの人たちは肯定的ですが、残念ながら少々否定的な見方をしている人たちには、このような傾向がみられるのではないかという日高の仮説です。
「変化を恐れる」「固定観念」「既成概念」が強い傾向にある人たちは、最初から否定的な方向へ偏った見方をすることがわかります。「長所」を見ようとしないで、「短所」のほうばかり視点を向けようとする習慣が身についています。人間は長所半分短所半分ですので、バランスよく見ることも大事だと思っています。

そして「短所に目をむける」ことを「自分の問題発見能力をうまく活かしている」と言葉を変えると違う姿勢になるのです。もちろんその後に求められるのが、「問題解決能力」です。よりよい方向へ導くことが人間らしい生き方なのですから。

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