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成長発展する組織を妨げる4つの「無」について

おはようございます。10度を下回る朝がすっかり定着して、冬らしくなっていますね。師走の慌ただしさも、車の量が増えることで実感する季節です。早めの行動をしていきましょう。

さて、成長発展する組織を妨げる4つの「無」について書いてみます。それは「無自覚」「無関心」「無知」「無責任」です。これらを持っている人が組織にいると様々な弊害を起こし、組織の成長・発展を妨げます。

「無自覚」はいわゆる「気づき」のスキルが低いということです。言われてからわかる。それまではわからない。自分で感じるセンサーが働かない。ただ目の前のことばかりで、周りが見えない。

「無関心」は無自覚より悪い場合があります。無自覚はある程度無意識ですが、無関心は意図的です。「オレには関係ない」「オレはここまでしかやらない」自分でこっそりやらない方向へ意思決定しています。 組織力が生み出す相乗効果が一番求められている我々の仕事で、この無関心な人物は個人的には排除したいくらいです。

「無知」知識の量が少ないということだけを言っているのではありません。自分自身がわかっていないというのが一番の無知です。しかしすぐに学んだからといってわかるのが自分ではありません。人間そのものをより深く理解することが大切だと感じます。

最後に「無責任」です。いままでの3つをしっかり持った人たちは、結果として無責任な行動を取ります。「責任を取るのは社長の仕事。責任を果たすのは社員の仕事。責任を果たすという意味は、よりよい方向へ仕事を通じて努力しつづけること」

4つの「無」をつくる根本的な要素は、自分が持っている「劣等感」です。人間は劣等感をみんな持っていますが、この劣等感が「どうせオレはダメだから」と自己効力感を低くしたり、自己重要感を持てない根底の自分をつくり、「やればできる」の可能思考を妨げます。一方、人は劣等感を感じるから、「もっとよくなりたい」と理想の姿を求め続ける生き物なのです。劣等感の使い方の良し悪しで、その人の価値観をより健全な方向か、より不健全な方向かを作り出します。

あなたの「今の行動は」「今日の行動は」どちらの行動でしょうか?可能思考あふれる組織が、成長・発展を促します。それは結果として数字にでてくるのです。新しい体制はいままでの体制の底に溜まっている泥をかき出してくれます。かき出している間はまぜこぜになります。一瞬にごりますが、泥が無くなった状態でまたキレイになります。

これがいいのです。長くなりましたが、今日も一緒にがんばりましょう。だれもが劣等感をバネにより健全な方向へ自分の価値観を創っていけます。それが「幸せ」感なのです。幸せ感があふれるスタッフの組織は成長発展します。

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