私が学んだ「哲学」と言える唯一の学びとして、芳村思風先生の「感性論哲学」があります。哲学と言うとなんだか難しいと考えがちですが、事実そのものの検証が「科学」であるとするならば、哲学は事実の解釈力を検証する学問とも言えます。「理想や理念を追求する」とか「幸せになる」とかいうことは事実をどのように解釈したかということです。

我々は「事実そのもの」で喜んだり、悲しんだりはしません。その事実を「どのように解釈したか」で喜んだり、悲しんだりします。ですから我々に大切なものは、「事実の解釈能力」であり、しかも「肯定的な事実の解釈能力」を磨くことで我々の人生が幸せになっていくということを思風先生より教えていただきました。

以下芳村思風先生の文章です。

意味や価値を感じてこそ人生、燃えてこそ人生、燃えるのは感性です。愛も幸福も生きがいも考えるものではなく、すべて感じるもの、理屈を超えたものです。

どんな豪邸に住んで裕福な暮らしをしていても満足できないで、「私はなんて不幸なのだろう」と思っていると、幸福ではありません。六畳一間に家族四人で住んでいても「私はなんて幸せなのだろう」と思えれば、幸せです。

愛・幸せ・生きがいのように、「価値あるもの」は、すべて考えるものではなく、感じるものです。感じ方にこそ、その人の個性が表れます。感じ方が人間を決めるのです。

人が成長するというのは、その感じ方が成長するということです。

《芳村思風》

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